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2013.07.30

Chiangmaiへ行った その9

2月9日 ~カノム!カノム!最後にチムチュム!~

チェンマイ最終日。
この日はカノム(お菓子や軽食の意味だと思われる)を教えてもらう。
先生はKae(ケー)さん。
タイマッサージの先生もしているし、3歳の娘さんのママでもある。
先日料理教室で出会ったHaruさんも参加。
先生の自宅へ向かう。
タイのご家庭のキッチンに入れると思うとワクワク。

きっと普段は閑静な住宅街、しかし春節のお祭りで周辺は賑やかだった。
まずはコーヒーを1杯ご馳走になり、クッキングスタート!
キッチンは、半分オープンエアで気持ちがいい。

最初のカノムは「カノム・トゥアイ」
ココナッツミルク、米粉、緑豆粉などが原料で、その生地を
小さな器に入れて蒸す。
トゥアイとは、その器のことらしい。
カノムトゥアイは2層になっていて上の層は白色、下の層はグリーンだ。
カノムトゥアイ層

下の層が緑なのは、バイトゥーイという甘い香りがするハーブを水と一緒に
ミキサーにかけて、緑色のバイトゥーイウォーターを加えるから。
上の白い層はソルティー。

まずはKae先生がお手本を見せてくれる。
kae先生

蒸し器いっぱいに器を並べて、私とHaruさんも生地を注ぐ。
カノムトゥアイ
蒸している間は、ココナッツとバイトゥーイの甘~い香りが部屋いっぱいに
充満していた。

蒸しあがったカノムトゥアイを試食。
もっちりと甘くておいしい。
とても小さな器に入っているので、ついついいくつも食べてしまう。
Haruさんと「おいしいね」「おいしいね」と言っていると、Kae先生が
「これもたべる?」とマンゴーとごはんが乗った皿を持って来てくれた。
カオニャオマムワンだ。
マムワン byKae先生

これはご飯では無くてもち米。
ココナッツミルクをまぶして食べる。
これも美味しい。
先生更に「これも食べてみてくれる?」と大きなデコレーションケーキを
切り分ける。
kae cake
リンゴやマンゴーなどのフルーツがたっぷりで、クリームできれいに
デコレーションされている。
さすが、タイの人は器用だ。
食べてみると、クリームの風味が妙に懐かしくて美味しい。
スポンジはと言うと、下の方のふくらみがやや足りず、ちょっと硬かった。
聞けば、Kae先生初めてのデコレーションケーキらしい。
3人で、あーでもないこーでもないと原因を話合った。

二つ目のカノムに取りかかる。
「ブアロイ・カイ・ワーン」
どんなカノムを作るか、事前に写真を見て選んでいたのだが、
このブアロイカイワーンは、見た目で選んだ。
カラフルで、とても可愛い。

まず、4色の白玉を作る。
ピンク、黄色、ブルー、グリーン。
ピンクの白玉は、タロイモを混ぜて。
黄色はかぼちゃ。
タロイモ

グリーンは先程のバイトゥーイ。
ブルーは、というと、鮮やかな青色のお花を絞って作る。
アンチャン

小さな白玉(カラフルなので色玉?)をたくさん作るのがちょっと大変。
私はついつい、玉が大きくなってしまう。
それを、たっぷりのお湯でゆがく。
ブアロイ
きれいな4色白玉。
これが人工の着色料ではなく、すべて自然由来なのだから素晴らしい。
茹であがった白玉を、甘く味付けして温めたココナッツミルクの中へ。
先生が「卵入れる?」と聞く。
ブアロイ・カイ・ワーンのカイは卵の意味だ。
ワーンは甘い。
(そしたらブアロイは白玉かな?)
甘いココナッツミルクに、卵を入れるのは少々勇気が要ったが、せっかくなので
入れてもらうことに。
卵が半熟に固まるまで蒸らす。
ブアロイカイワーン
出来あがり!

卵は、思いのほかまろっとして美味しかった。
鍋いっぱいに作ったので、おかわりがたくさんあったが、先程までの
Kae先生のカノム攻勢でお腹はいっぱい。
これにてカノム教室は終了。

お菓子作りは、料理とはまた一味違う楽しさがある。
日本でも、きっとタイのカノムを作ろう。
先生は、この次美味しいスポンジケーキを焼くだろう。
甘い香りが漂うキッチン。
可愛らしいヴィジュアル。
お菓子は人をハッピーにする。

帰り道、今日のカノムの材料と調理器具(チープな可愛さにハマってしまった)を
買うためにスーパーに寄ってもらい、それからゲストハウスへ送ってもらった。

ゲストハウスへ戻ったのはお昼過ぎ。
丁度、Rokiさんも出先から帰ったところのようだった。
Kae先生が、お土産にカノムを持たせてくれたので、ベランダでおやつ会。
ゲストハウスで知り合った女性も一緒に。
しかし、Rokiさんはあまり甘いものが得意でないし、お昼ごはんもまだだったので
ふたたび出掛けてくることに。
私とHaruさんはまだお腹いっぱい。
というわけで、ベランダ3人女子会。
昨日今日出会った3人なのに、ホント、女はよくしゃべる。
チェンマイでは、いろいろな人に出会った。
私は英語ができないので、出会いはもっぱら日本人であるが、みなさん個性豊かで
気さくで、とても刺激を受けた。
またいつか出会うかもしれないし、もう会うこともないかもしれない。
しかし、あの貴重な時間は忘れない。


ベランダ女子会がお開きになり、Rokiさんと合流。
チェンマイ最後の夜は、またまたYoshiさんの案内で、チムチュム屋さんへ
行く約束をしている。
それまで時間があるので、サタデーマーケットへ行く。
まだ日が高く、暑さも残っている時間帯だったが、人出は結構ある。
美味しそうなルークチン(すり身団子)の屋台などが出ているが、チムチュム前
なので我慢。
ちょっと浮ついた気分でふわふわ歩いていると「とまれ!」とRokiさんに
背中から服を引っ張られた。
「???」一瞬わけが解らなかったが、周りを見ると皆歩みを止め、
静止している。
タイの国歌が、スピーカーから流れてくる。
国歌が流れている間は直立不動で、静かに聞いていなければ
不敬罪となる、らしい。
音楽が止むと、皆何事もなかったかのように、また歩きはじめる。
不思議な光景なのだが、周りは誰も不思議とは思っていない風なのが、
また不思議だ。
そのあと、リンピンマーケットという、ちょっと高級なスーパーマーケットで
Yoshiさんに頼まれていたワサビを買う。
ここでも、チープな調理器具を買ってしまった。

Yoshiさんとの待ち合わせの時間が近づいてきたので、お店へと向かう。
店内(と言っても半分外だが)はタイ人のお客さんが大半。
みな、素焼きの小ぶりな土鍋をつついている。
チムチュムとは、ハーブたっぷりのスープで、お肉やシーフード、野菜
春雨などを煮て食べる鍋料理だ。
チムチュムYoshi
メニューを見て、具材を注文する。
元々のメニュー表はタイ語のみ、だったみたいだが、誰か日本人が
日本語で「豚肉」とか「ふくろたけ」とか手書きで書いてある。
親切な日本人がいたものだ。
色々な具材をオーダーした。
あの、緑色の麺もあったのでモチロン頼む。
チム トウフ

チム フクロタケ
フクロタケ(きのこの一種)も私は缶詰でしか食べたことが無かったのだが
あまり美味しいとは思っていなかった。
だけど、現地で未加工のフクロタケを食べて、とても美味しかった。

ビールには氷を入れて飲む。
レストランなどでは、冷蔵庫で冷やされたビールが出てくるが、
食堂ではぬるいビールと氷が出てくる。
この、少し薄まったビールもなかなかオツである。

「そろそろ締めようか」とYoshiさんは、カオスワイ(白いご飯)と卵を
追加オーダーした。
タイ人はやらない、が、日本人はどうしてもやりたくなる。
しめの雑炊。
元々美味しいスープに、さらにお肉やシーフード、きのこの出汁が出ているのだ。
これで雑炊をしない手は無い。
鍋の中にご飯をいれていると、タイ人の店員さんの訝しげな視線。
しかし気にしない。
卵も入れて蒸らす。
頃合いを見計らって蓋を開けると「おおー!美味しそう!!」と
テンション急上昇。
3人でうまいうまい、と大盛り上がりで雑炊を食べた。
タイ人もやればいいのにね~。勿体ない。とか何とか言いながら。
リンピンで買ったワサビもちょっと加えると更に美味しい。
タイと日本の美味しさ融合~である。
まさに、チェンマイ最後の夜にふさわしい夕食だった。


Yoshiさんと別れ、バイクを返却し、ゲストハウスグリーンデイズに戻る。
21時半に迎えのタクシーが来るはずだ。
ちょっと心配したがタクシーはちゃんと来てくれて、チェンマイ空港まで
送ってくれた。
仁川空港行きは23:55発の予定。
指定のゲートの前で待つ。
大分時間があったので、最後のチャーマナオ(Lemon Teaと書いてあったが)を
飲んだり、日記を付けたりして過ごした。
大分疲れてぐったりしていたが、時計は常にチェックしていた。
なのに、出発15分前になってもゲートが開かない。
おかしいな~?と思っていると、大きな案内板を掲げた人が
行ったり来たりしている。
よく見ると、私たちが乗る便のナンバーが書かれている。
ゲートチェンジがあったらしい。
アナウンスを聞き逃したのだ。
「Rokiさん、あっちだよ!」
と、慌てて荷物をひっ抱え、別のゲートへ走った。
ゲートの前でチケットを確認してもらい、飛行機に乗り込む。
他の乗客はすでに席について、落ちついた状態だったので、
慌てている自分達がちょっと恥ずかしかった。
定刻通り、飛行機は飛び立つ。
さようなら、チェンマイ。





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